教育資料庫
大阪府豊中市立中学校3年の女子生徒が1991年、同級生から集団暴行を受けて死亡した事件。被害生徒が軽度の障害を持っていたことを背景にしたいじめが指摘され、障害児教育のあり方も問われる形になった。
大阪市城東区の私立大阪産業大学高校(現・大阪産業大学附属高校)に通っていた男子生徒2人が1984年、同級生からのいじめを苦にして、いじめ加害者とされる男子生徒を殺害した事件。
東京都中野区立中野富士見中学校*12年の男子生徒が1986年、いじめを苦にして自殺した事件。いじめの一環として「葬式ごっこ」がおこなわれ、教諭らも葬式ごっこに加担していたことが明らかになり大きな社会問題となった。 *1:2009年南中野中学校に統合し閉校…
群馬県赤堀町(現在は伊勢崎市に編入)の町立赤堀中学校3年だった男子生徒が1989年に自殺し、背景に教師からの「体罰」が指摘された事件。
神戸市立小学校の特別支援学級担任教諭が児童に「体罰」・虐待行為を繰り返した事件。
佐賀県出身の男性が1991年に出身中学校の同窓会を計画し、参加した同窓生を爆発物や毒入りビールで殺害する計画を立てた事件。中学生時代のいじめを苦にして報復を図ったとされている。事前に摘発され未遂に終わった。
東京都港区の私立芝中学校で1957年、同校の男性教諭が生徒を殴り死亡させた事件。いわゆる「体罰」で生徒が死亡した事件、また加害教諭が有罪判決を受けた事件は、この事件が戦後初めてとされる。
石川県小松市立芦城(ろじょう)中学校で1986年、担任教諭が生徒指導中に「体罰」を加えて生徒を死亡させた事件。
神奈川県川崎市川崎区の川崎市立桜本小学校*1で1987年、養護学級担任教諭が頭蓋骨に障害を持つ児童の頭を殴り死亡させた事件。教諭には実刑判決が確定。 *1:閉校。2010年川崎市立さくら小学校に統合。
栃木県鹿沼市立北犬飼中学校3年だった男子生徒が1999年に自殺し、背後に同級生からのいじめがあったと指摘された問題。訴訟では、いじめがあったことは認めたものの、いじめと自殺との因果関係を認めない判決が最高裁で確定した。
岡山県鴨方町(現・浅口市)の私立おかやま山陽高校の野球部で、監督(当時35歳)が部員に対して全裸でグラウンドを走ることを強要していたことが、2005年9月までに発覚した事件。
岐阜県岐阜市にあった岐阜県立岐陽高校*1で1985年5月、修学旅行中の宿舎で、「禁止されていたドライヤーを持ち込んだ」として担任教諭が生徒に「体罰」を加え死亡させた事件。 *1:廃校。現在は岐阜県立本巣松陽高校に統合。
山口県立光高校3年だった男子生徒が2005年6月、いじめの報復として教室に爆発物を投げ入れた事件。
大阪府池田市の大阪教育大学附属池田小学校に2001年6月8日、宅間守(当時37歳)が侵入し、児童や教職員らを無差別殺傷した事件。児童8人が死亡し、児童13人と教諭2人が重軽傷を負った。このほか身体的な傷は負わなかったものの、PTSDなどの症状を発症した児…
東京都調布市立小学校5年だった女子児童が2012年12月、乳製品アレルギーを持つ児童が誤ってチーズ入りのメニューを食べ、アナフィラキシーショックで死亡した事故。
北海道滝川市立小学校6年の女子児童が2005年にいじめを苦にして自殺を図り、翌2006年に死亡した事件。事件に対する教育委員会の不適切対応が問題になった。
福岡県飯塚市の私立近畿大学附属女子高校(現在は近畿大学附属福岡高校)で1995年、商業科担当の男性教諭が女子生徒を殴り死亡させた事件。加害教師には実刑判決が確定。被害者への中傷や被害者宅への嫌がらせが相次いだことも問題になった。
東京都町田市立忠生中学校で1983年、男性教員が校内で、生徒を刃物で刺した事件。背景には当時ピーク期となっていた校内暴力の問題、マンモス校での学校過密化の問題、加害教員が広島原爆の被爆者だったことで普段から差別的なからかわれ方をしていた問題が…
福岡市立中学校で1989年、恐喝事件への関与が疑われた生徒を、教師7人がかりで車で海岸に連れ出し、生き埋めにして自白を強要した事件。被害者側の民事訴訟で、教師の行為を違法な「体罰」と認める判決が確定している。
大阪市では、橋下徹・維新市政時代の2014年~15年、「選択弁当方式だった中学校給食を、問題点を解決しないまま全員喫食強制にした」ことで、生徒からの不満が拡大して大きな問題になった。
大阪市での小学校統廃合状況について記す。
2011年3月11日に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)とそれに伴う東京電力福島第一原発事故により、原発近くの地域から他県や福島県の他地域に避難した人が、周囲からいじめ・嫌がらせ・差別などを受ける被害が報告された問題。
大阪市の2015年度中学校教科書採択で育鵬社教科書が採択されたことに関連して、「教科書アンケート」の不適切集計など、不正・不適切行為があったと指摘された問題。
生徒指導が引き金となった生徒の自殺は「指導死」という概念で定義されている。「指導死」の定義は以下のようになっている。
茨城県水戸市立第五中学校(水戸五中)で1976年、生徒に「体罰」を加えた女性教師が暴行罪に問われたが無罪判決が確定した事件。被害生徒は「体罰」から8日後に脳内出血で死亡したが、「体罰」と死亡との因果関係は解明できず、暴行罪のみが問われた。教師へ…
東京都日野市の東京都立七生養護学校(現・七生特別支援学校)で2003年、学校でおこなっていた性教育の取り組みに対して、都議3人が問題視して介入した事件。
大阪市における市立小中学校の学校選択制は、当時の大阪市長・橋下徹の強い意向によって2012年に提案され、2014年度より順次実施された。
いじめのうちインターネットを使用した手法を特にネットいじめと呼ぶことがある。インターネットの普及、特に中学生・高校生への携帯電話の普及に伴い、2000年代半ば頃から社会問題化している。
大阪市立桜宮高校(現・大阪府立)体育科2年でバスケットボール部のキャプテンだった男子生徒が、バスケットボール部顧問教諭からの「指導」と称した暴力行為・いわゆる 「体罰」を苦にするような文書を残して2012年12月に自殺した問題。 事件を口実にした橋…
第二次世界大戦終戦後の学制改革で実施された、新制高等学校教育の「小学区制・総合制・男女共学」の3つの原則は、「高校三原則」とよばれる。